ビルの高層階の地震対策

昨日、大手建設会社が新しい大型の地震防災実験施設の運用を開始すると
プレスリリースが発表されました。
その後、夜のニュースで実際の実験施設を見ることができました。

ニュースでは東日本大震災の教訓から、ビルの高層階ではどのような揺れが起きるのか
ということを検証しており、「実際の映像」として、ビルの高層階にある
レストランの地震発生時の映像が流れました。
すべてが回転するように、長い間揺れていて、什器や備品が床に落下して
大変な状況でした。

ビルの高層階は、強度・防水などの関係上、アンカー固定のための穴を床に空ける事が
できず、地震対策ができない場合があります。
そんな状況でも安震アジャスターは、床に穴をあけずにできる地震対策(設備固定)としてご好評いただいております。
もちろん、高層階にあるレストランの厨房設備にも!

地震対策、今する!

昨日のブログで、
「自分の住んでいる地域に地震が発生しなければ、『今日は何回地震があったのかな?』
なんて、気にする人も少ないでしょう。」
と書いたばかりなのですが、昨夜、私の住んでいる地域に地震が発生しました。
震度は2。
震源地に近いところでは、震度4でした。
その地域に工場設備の地震対策をさせていただいてるお客様がおみえになりますので
ちょっと心配になり確認したところ、
「被害なし」
とのお返事で、ほっといたしました。
地震情報を毎日確認して、知らない土地で発生している「震度2」という
数字をみていましたが、自分が体験すると、
「震度2ってこんなに揺れるんだっけー!?」
と、一人であわてました。
事務所内と自宅の地震対策の確認をする決意をいたしました。

地震対策、いつする?

地震情報を頻繁に見ていると、
毎日、どこかで、複数回、地震が発生していることがわかります。
自分の住んでいる地域に地震が発生しなければ、
「今日は何回地震があったのかな?」
なんて、気にする人も少ないでしょう。
最近は、
一日 平均4~6回( 震度1~2)
程度発生しているようです。
特に下の図中、赤丸部分での発生が
ちょっと多いかなと思います。

地震はいつ、どこで発生するかわかりません。
だからこそ、事前の準備が重要になります。
地震が発生してからでは、残念ながら遅いのです。
地震対策は、思い立ったときが取り掛かりどきなのかもしれません。