『安震かんたんキット』が、進化しました!

以前に「安震 かんたん施工キット」をご紹介いたしました。

「設備が重くて持ち上げることができない」
「施工対象物の数が多すぎて、施工の際の上げ下げが面倒」
などの問題をクリアするための
安震アジャスターの補助具(耐震固定 金具)です。

「安震 かんたん施工キット」は
「プレート」と「L字金具」で1セット。

①「プレート」を施工対象物に専用接着剤「安震アイバ」で貼付
②「L字金具」と「安震アジャスター」を一体化
これで、施工対象物を上げ下げすることなく、
地震対策(設備固定)が完了です。

この「安震かんたん施工キット」が、
施工のしやすさを追求し、L字金具に切り込みを入れ、
リニューアルいたしました。

安震かんたん施工キット チラシ - コピー

実験の準備でわかったこと

先日、あいち産業科学技術総合センター産業技術センターにおいて
安震アジャスターの比較試験を行い、その結果から、
【安震アジャスターは、耐震アンカーや設備アンカーの4倍の強度がある】
ということが実証されたと報告いたしました。

もう一回、同センターで予定しております実験のため、
その準備を現在進めております。

前回は、安震アジャスターの比較対象として
一般的な耐震アンカーボルト「M8」を選択。
今回は、耐震アンカーボルト「M12」で実験を行う予定です。

その準備として、前回同様、
実験装置に設置可能な、コンクリートブロックに
耐震アンカーボルト「M12」を施工している際に、
写真のように、2つに割れてしましました。
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コンクリートブロックだから、2つに割れた状態ですが、
これが実際の床で起こると、
クラックとして認識されるのではないでしょうか。
床の表面からはただの亀裂にみえますが、
床の内部はこれだけ破損していると予測できます。

設備の移動などで、アンカー穴を埋めて
移動先に再度アンカーで固定、
という経験をされている方も多くいらっしゃると思います。
この結果を見ると、
アンカー穴を埋めても、
床の内部ダメージを補修することは難しい
と推測できます。