工場の地震対策で、こんな利点!

安震アジャスターは、従来の特徴である「地震対策」以外の
利点がありますので、ご紹介していきます。
衝撃が激しく、設備の脚が破損してしまうこともあったという印刷機。
これに安震アジャスターで設備固定することで、稼動時の衝撃を
吸収して、地震発生時以外のときも、設備を守るお仕事をするのが
安震アジャスターの利点です。

地震対策のしくみ

安震アジャスターによる地震対策の構造を横から見ると
こうなります↓↓↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

■緑色の部分がゲル素材、ここで地震の振動を吸収します。
■真ん中の赤い部分が高減衰ゴム、ゲルがつぶれることを防いでいます。ゲルがつぶれてしまっては、振動を吸収できなくなります。

■両サイドのグレーの部分が接着剤。この接着剤は変形追従性がありますのでゲルとともに、ここでも地震の振動を吸収します。
安震アジャスターによる地震対策にとても大切なのが、専用の治具によって作り出されるスキマ!
これが、大切な工場設備や生産ラインを地震の被害から守る構造です。

工場設備などの地震対策で穴をあけることへの悩み

こんな理由で地震対策をあきらめていませんか?
■賃貸物件で床に傷をつけられない
■高層ビルの上層階で防水などの関係上床穴をあけられない
■工場設備の移設が多いので床が穴だらけになるのが困る
■あけた穴に雑菌が繁殖してしまう
これらとは少し状況がことなりますが、
■稼動するうちに少しずつ機械がずれていく
こんな悩みを解決して、設備固定ができるのが『安震アジャスター』です。
「したいのにできない」とのお悩みの解決は、私どもにおまかせください!

取り外しがカンタンなのが自慢の地震対策です

『安震アジャスター』は取り外しがカンタンなのが特徴です。写真のように、カッターで治具の周りの接着剤を切るだけ!床面に傷・穴を残さず、きれいに取り外せます。この自慢の特徴を活かして、床に穴をあけることができない、
           賃貸物件
           高層ビルの上層階
           工場内のクリーンルーム
など、その施工スタイルも様々です。カンタンな施工、カンタンな取り外し、なのに震度7にしっかり対応した地震対策です。

工場の棚に地震対策(棚固定)

工場にある資材などの棚!
これ、レイアウト変更を行うこと、あるのではないでしょうか?
頻繁だと、地震対策をしても変更のたびに床に耐震アンカーなどで固定するわけにはいかないですよね。床が穴だらけになってしまいます。
こんなときにも『安震アジャスター』による地震対策は大変有効です。
床に穴をあけませんので、何度取り外しても床に傷をつけたり、穴があいたり
することがありません。
しかも取り外しが簡単だから、頻繁なレイアウト変更のある対象物(棚)にも
地震対策ができます!

食品工場の生産ラインに地震対策(設備固定)を

食品工場のラインなどは、衛生面から床に穴をあけての設備固定は、敬遠されます。
その理由は、
1. あけた穴に細菌などの繁殖の恐れがあるため
2. ラインのレイアウト変更が多く、そのたびに床に穴をあけるのはできないため
などがあげられます。ですから、地震対策を施していない場合も多く見られます。
工場稼動時に地震が発生した場合、地震対策を施していないラインや工場設備が
避難経路をふさぐ危険性があります。
工場が稼動していないときに地震が発生したとしても、生産活動の復旧に時間が
かかるような深刻なダメージを被ることが考えられます。
そこで、床に穴をあけずに施工ができる『安震アジャスター』です。

細菌・雑菌の繁殖を防ぐ!
       取り外しが簡単で頻繁なレイアウト変更にもラクラク対応!

地震から工場機能を守る!

製造業において、地震が発生し生産活動が停止した場合には、経営自体に
重大な影響を与えることになります。
ですから、被災時の製造業の最優先事項は、生産活動の一日も早い復旧・再開
ということになり、生産活動に大切な工場機能を地震の被害から守ることが、
重要になります。
工場設備の地震対策に有効な安震アジャスターは、地震の被害から、大切な
工場機能を守ります。

地震対策に前向きな高知県

南海トラフ地震により甚大な被害が予想されている高知県。
防災リスクが高いとされていることを逆手に取った、すごい施策を
打ち出しています。
それは、防災力を高めるとともに、防災力を「ウリ」に、地域経済を
活性化させるという、国土強靭化と地方創生戦略を一体化させたような
独自の施策。
防災に役立つさまざまな製品・技術の開発から販売までを県が支援し、
産業活性化に結び付けていく、というものです。
さらに県内企業は、無料でBCP(事業継続計画)の策定支援を受けることが
できるそうです。
県をあげて地震対策に取り組む高知県。さらにそこへ地域創生をリンクさせる
とは、すばらしいアイデアです。

12日間で完成したビルの地震対策って

中国では、
「実質12日間で、57階建ての高層ビルが完成」
したそうです・・・。で、このビル、
「マグニチュード9クラスの地震に耐える構造」
だそうです。すごいですね。材料の93%をあらかじめ作り、
これらを組み立てる形で建設したそうです。
作業員はなんと1200人!
さすが、世界で一番人口の多い国!
ニュースになっているくらいなので、中国の建築基準はきっと
クリアしているのでしょう。日本での建築物の地震対策の基準
ではちょっと難しそうです。
何に使用されるビルかは報道されていませんでした。
商業施設かな?
ビジネスビルかな?
工場かな?

工場のBCPとしての地震対策

BCPの重要性は、地震など自然災害が多く発生する日本でも重要な課題です。
生産工場や産業ライン、家屋、人命。
これらのどれひとつとってかけることなく守られることで、復旧までの
スピードがあがります。
それぞれの会社にあったBCPをさがしたいですね。