2017年6月20日の
中日新聞 朝刊 三河版に、
「安震アジャスター」が掲載されました。
沢山の方々に知っていただく機会をいただけたことに感謝いたします。
月: 2017年6月
『安震かんたんキット』が、進化しました!
以前に「安震 かんたん施工キット」をご紹介いたしました。
「設備が重くて持ち上げることができない」
「施工対象物の数が多すぎて、施工の際の上げ下げが面倒」
などの問題をクリアするための
安震アジャスターの補助具(耐震固定 金具)です。
「安震 かんたん施工キット」は
「プレート」と「L字金具」で1セット。
①「プレート」を施工対象物に専用接着剤「安震アイバ」で貼付
②「L字金具」と「安震アジャスター」を一体化
これで、施工対象物を上げ下げすることなく、
地震対策(設備固定)が完了です。
この「安震かんたん施工キット」が、
施工のしやすさを追求し、L字金具に切り込みを入れ、
リニューアルいたしました。
実験の準備でわかったこと
先日、あいち産業科学技術総合センター産業技術センターにおいて
安震アジャスターの比較試験を行い、その結果から、
【安震アジャスターは、耐震アンカーや設備アンカーの4倍の強度がある】
ということが実証されたと報告いたしました。
もう一回、同センターで予定しております実験のため、
その準備を現在進めております。
前回は、安震アジャスターの比較対象として
一般的な耐震アンカーボルト「M8」を選択。
今回は、耐震アンカーボルト「M12」で実験を行う予定です。
その準備として、前回同様、
実験装置に設置可能な、コンクリートブロックに
耐震アンカーボルト「M12」を施工している際に、
写真のように、2つに割れてしましました。
コンクリートブロックだから、2つに割れた状態ですが、
これが実際の床で起こると、
クラックとして認識されるのではないでしょうか。
床の表面からはただの亀裂にみえますが、
床の内部はこれだけ破損していると予測できます。
設備の移動などで、アンカー穴を埋めて
移動先に再度アンカーで固定、
という経験をされている方も多くいらっしゃると思います。
この結果を見ると、
アンカー穴を埋めても、
床の内部ダメージを補修することは難しい
と推測できます。