減災で大切なのは、「災害時の被害を予測」することです。
その予測を元に、どうしたらその被害を低減させることができるか
を考えて実行するのが減災です。
自然災害を完全に「防ぐ」ことはできません。
しかし、取り組み次第でその被害を「減らす」ことはできます。
もそもの際に、
どこに
どんな
被害がでるか、それを予測して準備をしておくことが大切です。
地震に対する減災への取り組みのひとつとして、安震アジャスターは
工場設備や産業ラインなど、幅広い分野に大変有効にお使いいただけます。
工場の生産設備がコンピュータ化されること等により、作業効率が上がります。
しかしその反面、どんどん精密になる設備は「振動」にも敏感に反応します。
稼働中の振動で、コンピュータが誤作動を起こし、停止してしまうことがあります。
これが「チョコ停」です。
「チョコ停」のたびに、ワークを除去したり、セットし直したりして設備は正常作動に
復帰しますが、この回数が多いと設備稼働率が低下し、コストに影響するように
なります。
ある事例では、売上の落ち込みが激しく、いろいろな改善を重ねてもなかなか業績が
あがってこない会社様が、その原因を究明してみたところ、問題の根源は製造工程の
「チョコ停」が原因による設備稼働率の低下にあったことが分かったそうです。
売上の落ち込みが回復しないことから人員を削減したため、「チョコ停」の対応に
あたる人員を十分に確保できなかったことも追い打ちをかけていました。
工場設備の振動を抑え、「チョコ停」を軽減する効果があるのが、弊社の
「安震アジャスター」です。既存の工場設備にも取り付け可能ですので、
「チョコ停」でお困りの際は、ぜひご一報ください。
※「チョコ停」の原因は設備の振動だけに限りません。
噴火警戒レベルが「火口周辺規制」の2に引き上げられた長野県と群馬県の
県境にある浅間山が、本日(16日)9:30頃、噴火が発生したもようです。
火砕流の発生などは確認されていないとのことです。
噴火と噴火警戒レベルの維持を気象庁が発表しました。
浅間山は、先月(5月)の1ヶ月間で火山性地震が、なんと986回発生しています。
火山ガスの量も増加し、火山活動の活発な状態が続いていました。
その他に気になるのは、口永良部島です。
全国で初めて噴火警戒レベルが「レベル5」に引き上げられています。
これは全国ではじめてです。
今後も先月29日の爆発的噴火と同じ程度の噴火が起こる可能性があると
しています。
いままでに国内で同時期に火山が活動して噴火が起こった記憶にないです。
『安震アジャスター』は取り外しがカンタンなのが特徴です。
写真のように、カッターで治具の周りの接着剤を切るだけで、
床面に傷・穴を残さず、きれいに取り外せます。
この自慢の特徴を活かして、床に穴をあけることができない事例に
対応できます。
【賃貸物件】
賃貸物件に穴をあけることは難しい場合が多いです。
【高層ビルの上層階】
床下を配線が通っていたり、水回りの配管の関係上、難しい場合があります。
【工場内のクリーンルーム】
施工の際の粉塵や、あけた穴に発生する雑菌などが問題になります。
これらの事例に施工可能な地震対策です。
カンタンな施工、カンタンな取り外し、なのに震度7にしっかり対応した地震対策です。
食品工場のラインや機械は、床に穴を空けての固定は敬遠されます。
ラインのレイアウト変更が多く、移設のたびに床に穴をあける耐震アンカー等では
はずした跡の穴が残り、
■雑菌などの繁殖
■床の強度の低下
などが懸念され、地震対策を施していない場合も多く見られるのが現状です。
しかい、地震対策(設備固定)をしていない工場では、稼動時に地震が発生した場合、ラインや機械などの工場設備が避難経路をふさぐ危険性があります。
運よく工場が稼動していないときに地震が発生したとしても、生産活動の復旧に
時間がかかるような深刻なダメージを受けることが考えられます。
床に穴をあけずに施工ができる『安震アジャスター』なら、
地震対策ができて、
雑菌の繁殖も心配なし、
床に穴をあけず何度でも取り外しが可能
と、衛生管理が重要な食品工場にはうってつけの地震対策(設備固定)です。
安震アジャスターは、地震対策としての役割だけでなく、その性質から
振動吸収効果も特徴のひとつです。
工場関係者のかたから、
「稼働中、振動が激しくて、機械が移動してしまう。定期的に位置を調整
しなければならないのが手間」
という声をよくお聞きします。
この悩みを解決できるのが、安震アジャスターです。
工場の機械に地震対策(設備固定)として安震アジャスターを施工することで、
機械稼動時の振動も吸収し、お悩みの機械のズレも防止します。
さらに、精密機械などが振動で停止していします「チョイ停」も軽減する
事ができます。
地震を予測することは、とてもむずかしいことです。
様々な研究機関がこれに取り組んでおりますが、未だ決定的な
予測方法は確立されておりません。
そんな中で私達にできることは、万が一の地震発生に備えての
準備です。
日頃から、以下のような事柄に気をつけていたいです。
職場や工場、店舗など常に多数の人が出入りする場所ではなおさらです。
1.避難経路や非常口がモノでふさがれていないか、日常的にチェックする
2.避難にはできるだけ広い通路を使用するよう考えておく
3.避難訓練を定期的に行う
4.避難訓練後の修正点を次回の訓練に反映させる
それから、少しでも被害を減らすための備え。ここに、弊社の地震対策も
含まれるのでしょう。
あとは、数日間生活していくための備蓄。これを保管しておく場所も重要です。