安震アジャスターは、地震対策製品です。
がしかし!地震対策だけがその特徴ではありません。
そのひとつが「振動防止」。
生産工場の機械などは稼働時に振動が起こるものが多くあります。
そしてその振動が、様々なトラブルを誘発します。
■機械自体のズレ
■誤作動
■チョコ停 など・・・
これらのトラブルを軽減させることが、安震アジャスターの数ある
特徴の一つです。
「商品棚が軒並み倒れ、ガラスが割れ、天井が落ちてきて、停電した」
これが実際に東日本大震災の際に大型ショッピングセンターで被災した方の言葉です。
たくさんの人が普段から集まる場所でもありますし、このような施設は、
国の定めた耐震基準に沿って建てられていますので、
建物自体が倒壊してしまうことはまずないでしょう。
他の人がたくさん集まる施設も同様です。
しかしその内部、これについてはどうでしょうか?
おいてある物、棚、備品、什器など、これらが倒れて、人に当たることも
あるでしょうし、避難経路を塞いでしまうこともあるでしょう。
建物を頑丈にしても、その中から避難する際に、その避難経路をふさいで
しまうようでは困ります。
安震アジャスターは、さまざまな用途に対応可能な地震対策(設備固定)です。
取り付けも取り外しもカンタン、取り跡も残しません。
2日前のブログで当社地震対策ゲルの「性能に自信あり!」とかかせて
いただき、簡単な性能実験の方法をご案内いたしました。
本日は、ゲルの耐熱について「自信あり!」をお伝えします。
他社のゲルと比較しての加熱実験です。
当社の「安震ゲル」、他社ゲルA、他社ゲルBの合計3種類で実験開始です。
実験用のオーブンを使用して、120度で加熱していきます。
他社ゲルAは24時間経過時にすでに溶解し始めました。
他社ゲルBは32時間経過時に溶解し始めています。
当社の「安震ゲル」は56時間経過しても変化ありません!
「安震ゲル」はあらゆる環境にも耐えるよう、様々な実験を繰り返し、
開発いたしました。どんな工場や環境でも安心してお使いいただける製品です。
本日は、工場・産業用地震対策「安震アジャスター」がどのように誕生したかを
少しお伝えしたいと思います。
もともと当社は、1828年(文政11年)創業の石屋でございます。
阪神淡路大震災発生をきっかけに、「お墓を地震から守りたい」そう考え、
石材用の地震対策を開発いたしました。今では全国160社以上の石材店様と
加盟契約を結び、お使いいただいており、当社地震対策の施工数は現在
全国11万基を超えています。
東日本大震災後、当社の石材用地震対策製品が新聞に取り上げられ、
それをご覧になった某大手飲料メーカーの工場より、
「地震対策(設備固定)に困っている」
とのご相談をいただきました。それを受けて、いままで石材の地震対策で
培ってきたノウハウを工場・産業用に何とか活かせないか、と動き始めたのが
現在の工場・産業用地震対策「安震アジャスター」のスタートです。
当社の地震対策で重要なことは、いかに地震発生時の振動を吸収するかです。
これは「免震」や「吸震」といわれる地震対策の部類に入ります。
当社の地震対策は、ウレタンエラストマー製のゲルを使用して、振動を吸収する構造です。
人命に関わる製品ですので、ゲルの性能は大変重要です。
当社では、自動車産業で使用されるゲル素材の国内シェアトップの企業に
その製造を依頼、当社の地震対策にマッチしたゲルを共同で開発いたしました。
安心・安全にご使用いただける製品となっております。
地震対策用ゲル、現在では様々な素材のものが出回っています。
その素材が地震対策として十分な性能を持っているかどうか、
パチンコ球一つで簡単に調べることができます。
同じ高さから、同じパチンコ球をそれぞれの素材の上に落としてみます。
パチンコ球が弾んでしまうということは、衝撃を吸収していない
ということです。これでは地震の際に、振動を吸収できず、地震対策
としての十分な効果は発揮されません。
もし、お手元に地震対策用のゲルがあったら、ぜひ、試してみてください。
↓パチンコ球を使用した性能実験 動画
https://www.youtube.com/watch?v=07n1NO6RaaA
画像中央、緑色のゲルが当社の「安震ゲル」です
パチンコ球が「ピタッ!」と止まります。振動を吸収しているからです。
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