みなさんご家庭でも何らかの地震対策をしていらっしゃいますよね。
非常持ち出し袋の用意、水の確保などなど。ご家庭の環境によって
準備するものは変わってくるでしょう。どの程度をカバーするための
準備かでも用意するものの内容は変わってきます。
工場の地震対策(設備固定)も同じです。
地震から守りたい機械・設備などの大きさ、重量などで、地震対策の
内容がかわります。効果やコストを考えて、それぞれにあったものを
選択したいですね。
年: 2015年
地震予測の難しさ
BCPとしての地震対策
地震発生、地震対策を見直します
昨日(2015年2月17日)は地震が相次いだ一日でした。
8時6分
震源地 三陸沖
震度4
マグニチュード6.9
※この地震では津波警報が発令されました
13時46分
震源地 岩手県沖
震度5強
マグニチュード5.7
余震への注意喚起も出ています。該当地域の方は十分にお気をつけください。
いつ、どこで起こるかわからない地震に備えて、弊社も地震対策をもう一度
見直したいと思います。
事務所、工場、店舗など人が多く集まるところは、特に準備が大切ですね。
工場でできるBCP
昨日のブログの中に「BCP」という言葉がでてきました。
本日はこれについて。
BCPとは何か?
様々な障害(地震、台風、サイバーテロ、感染症蔓延などなど)に対し、
「事業をどう継続するか」、「事業をどう早期に復旧するか」
という視点から、事前にできる対策をし、早期復旧を戦略的に
準備しておく計画のことです。
生産工場では、地震対策をしておくことで、地震発生時の
工場建屋・設備・機械の損傷の軽減
避難経路確保し、人的被害を軽減
することができ、その結果
工場の生産施設の早期復旧
生産体制の確保
につながります。
安震アジャスターは、工場設備・機械を地震による倒壊の被害から
守るとともに、避難経路を確保し、人的被害を最小限におさえます。
「備えあれば憂いなし」がBCPの原点ですね。
大震災に学ぶ工場の地震対策
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、太平洋沿岸地域に壊滅的被害を
もたらしました。
被災地にある多くの精密部品工場や電子部品工場の生産拠点が被害を受け、
生産活動が停止しました。このことにより、国内及び海外の企業でも生産活動
に深刻な影響が出ました。
観測史上最大となった大地震に対し、企業などの防災体制はなすすべがなく
生産停止を余儀なくされた一方で、
想定外の被害から早期に復旧し、最低限の生産体制を数日以内に構築した企業
もあります。
このような企業は、事前にいろいろな想定の中で、
地震対策やBCPの体制を構築
し、訓練を実施していらっしゃいました。
地震被害の多い日本にあっては、「周到な準備」の大切さを痛感いたしましした。
地震発生の可能性と工場などの地震対策の必要性
下の図は、左側が2013年、右側が2014年に日本で発生した、
震度5以上の地震をあらわしたものです。
こうしてみると、発生率が高かったのは太平洋側だということが分かります。
これを国土交通省が2005年1月1日に発表した、今後30年以内に大規模地震に
見舞われる確立の分布図と照らし合わせてみると、
10年前に現状に近い予測をしていることが分かります。
しかし、想定外の地域でも地震は発生しています。
実際には、どこで発生するか、詳細な予測はできませんが、
参考にはなりますね。
「地震はいつどこで起こるかわからない」
これはみなさん感じていることだと思いますが、いざ地震対策
をと思うとなんとなく後回しになりがちです。
地震発生時、避難するための時間・避難経路の確保のためにも
地震対策の必要性を考えてみてください。
「安震アジャスター」は工場の機械・産業ラインなどの地震対策に
大変有効です。
床に穴をあけずに、簡単に効果的な地震対策が可能ですので、
賃貸物件や、床に穴をあけることが困難な、2階以上の工場フロア
などにも安心して施工していただけます
地震をあらわす単位 ③ガル
ニュースなどで聞く地震の単位である、
①震度
②マグチュード
③ガル
今日は、③ガルについて。
ガルとは、加速度(単位時間あたりの速度の変化率)の単位であり、
人間や建物に瞬間的にかかる力(揺れ)、を意味します。
なお1ガルとは、1秒間に1センチメートルの割合でスピードが
増していく状態を指します。
実はこの「ガル」という単位の名前、
あの「ガリレオ・ガリレイ」にちなんだものなのです。
↓この人ですね。
「安震アジャスター」は工場の機械・産業ラインなどの地震対策(設備固定)に
大変有効です。
床に穴をあけずに、簡単に効果的な地震対策が可能ですので、
賃貸物件や、床に穴をあけることが困難な、2階以上の工場フロア
などにも安心して施工していただけます。
地震をあらわす単位 ②マグニチュード
ニュースなどで聞く地震の単位である、
①震度
②マグチュード
③ガル
今日は、②マグニチュードについて。
地震の震源域で生じた現象そのものの大きさを表す尺度が
「マグニチュード」です。
マグニチュード7以上を大地震と呼び、マグニチュード8以上の
ものは特に巨大地震と呼ばれます。
震度とマグニチュードを図で表します。
※マグニチュードは図中(M)
「安震アジャスター」は工場の機械・産業ラインなどの地震対策(設備固定)に
大変有効です。
床に穴をあけずに、簡単に効果的な地震対策が可能ですので、
賃貸物件や、床に穴をあけることが困難な、2階以上の工場フロア
などにも安心して施工していただけます。
次回は、③ガルについて。
地震をあらわす単位 ①震度
ニュースなどで聞く地震の単位には、
①震度
②マグチュード
③ガル
があります。ひとつの地震をこの三種類の単位で
表現するわけですが、「なんとなく」で聞いて
いますよね。そこで、少し詳しく!
本日は、①震度について。
これは、単に「地面が揺れた」ことを示しており、
自分がいるところがどのくらい揺れたかをあらわした
ものが「震度」です。
日本では、気象庁が定めた「気象庁震度階」に基づいて
0~7までで震度を表しています。
震度7以上は、すべて「震度7」で表現することになります。
近年、震度6以上の地震の発生が増加していることは、データから
分かってきています。いつどこで発生するかわかりませんので、
地震対策の早急な対応が望まれます。
「安震アジャスター」は工場などの機械・ラインの地震対策(設備固定)に
大変有効です。床に穴をあけずに、簡単に効果的設備を固定することができます。
次回は、「マグニチュード」について少し詳しく。