ニュース速報

テレビを見ていると、ニュース速報を見ることがあります。
仕事柄、テレビのニュース速報の「ピーピーピピ、ピーピー」という音には敏感で、
必ず確認にテレビのもとへ走ります。
実は、家族全員敏感です。
この音が鳴ると、テレビ前に全員集合です。
ニュース速報の内容が「地震発生」のときは、そのまましばし、地震談義が
始まります。
この「関心」を「防災の実行」へ、さらに「有事の際に役立つ地震対策」へと
つなげていくのが私どもの仕事です。

明日の防災のために、何ができるか

来週3月11日(水)、東日本大震災発生から4年。
福島では依然12万人の方が、避難しているそうです。
4年経過してのこの数字に正直驚きました。
4年が経過しようとしている今、現在の被災地の状況が
以前より分かりにくくなっているように感じます。
私達はこの震災から現段階で何が学べているでしょうか?
大地震はいつ、どこで起こるかわかりません。
大地震が発生した際に、一人でも多くの人が無事に非難できるように、
地震対策の必要性を改めて考えていきたいです。
「明日の防災にために、何ができるか」

ビルの高層階の地震対策

昨日、大手建設会社が新しい大型の地震防災実験施設の運用を開始すると
プレスリリースが発表されました。
その後、夜のニュースで実際の実験施設を見ることができました。

ニュースでは東日本大震災の教訓から、ビルの高層階ではどのような揺れが起きるのか
ということを検証しており、「実際の映像」として、ビルの高層階にある
レストランの地震発生時の映像が流れました。
すべてが回転するように、長い間揺れていて、什器や備品が床に落下して
大変な状況でした。

ビルの高層階は、強度・防水などの関係上、アンカー固定のための穴を床に空ける事が
できず、地震対策ができない場合があります。
そんな状況でも安震アジャスターは、床に穴をあけずにできる地震対策(設備固定)としてご好評いただいております。
もちろん、高層階にあるレストランの厨房設備にも!

地震対策、今する!

昨日のブログで、
「自分の住んでいる地域に地震が発生しなければ、『今日は何回地震があったのかな?』
なんて、気にする人も少ないでしょう。」
と書いたばかりなのですが、昨夜、私の住んでいる地域に地震が発生しました。
震度は2。
震源地に近いところでは、震度4でした。
その地域に工場設備の地震対策をさせていただいてるお客様がおみえになりますので
ちょっと心配になり確認したところ、
「被害なし」
とのお返事で、ほっといたしました。
地震情報を毎日確認して、知らない土地で発生している「震度2」という
数字をみていましたが、自分が体験すると、
「震度2ってこんなに揺れるんだっけー!?」
と、一人であわてました。
事務所内と自宅の地震対策の確認をする決意をいたしました。

地震対策、いつする?

地震情報を頻繁に見ていると、
毎日、どこかで、複数回、地震が発生していることがわかります。
自分の住んでいる地域に地震が発生しなければ、
「今日は何回地震があったのかな?」
なんて、気にする人も少ないでしょう。
最近は、
一日 平均4~6回( 震度1~2)
程度発生しているようです。
特に下の図中、赤丸部分での発生が
ちょっと多いかなと思います。

地震はいつ、どこで発生するかわかりません。
だからこそ、事前の準備が重要になります。
地震が発生してからでは、残念ながら遅いのです。
地震対策は、思い立ったときが取り掛かりどきなのかもしれません。

緊急地震速報のしくみ③

先日までにご説明したP波とS波を利用した緊急地震速報のしくみです。
P波は到達が早く、S波は到達が遅いとご説明しました。
P波とS波の速度の差を利用して、先に到達する「P波」を全国の地震計で先に捉えることで、
後から来る「S波」の到達時間及び予想震度を計算することが出来ます。
その計算結果を地震が来る前に(S波が来る前に)、お知らせするシステムが気象庁の
緊急地震速報です。
十数秒~数十秒前にこの速報が流れます。
この速報のおかげで「くるぞ!」という心構え、最低限身を守る時間を確保できますね。

緊急地震速報のしくみ②~S波とは?~

昨日の投稿の続きです。
地震の衝撃波は2種類あり、P波とS波といいます。この二つの衝撃波の特性を
使って速報を出します。
本日は、S波をご説明します。
     S波(セカンダリー波):伝わる速度が遅く、大きなエネルギーを持っているのが特徴。
                                       P波の後に到達して、横揺れを発生させます。
                                       伝わる速度は、秒度3.5km。

ちなみにS波は、固体だけにしか伝わりません。
明日はP波とS波の特性を使った緊急地震速報のしくみについてご説明します。

緊急地震速報のしくみ①~P波とは?~

ご存知の通り、弊社は工場設備などへの地震対策をする製品を取り扱っています。
仕事柄、地震にはちょっと敏感です。
先日、緊急地震速報をたまたま体験しました。
どんなしくみで揺れを感じる前に速報がだせるのか、不思議に思い調べてみました。
地震の衝撃波は2種類あり、P波とS波といいます。この二つの衝撃波の特性を
使って速報を出すそうです。
まず本日は、P波のご説明。
     P波(プライマリー波):伝わる速度が速く、エネルギーが小さいのが特徴。
                                       先に到達して、縦揺れを発生させます。
                                       伝わる速度は、秒度6km~7kmといわれています。

ちなみにP波は、固体、液体、気体にも伝わります。
明日はS波について、あさってはP波とS波の特性を使った緊急地震速報のしくみ
についてご説明します。

地震発生時は工場設備が凶器に!②

室内の地震対策は、以下の3点が重要です。
               「倒さない」
               「出さない」
               「落とさない」
「出さない」は、引き出しや棚など、地震発生時に振動で出てこないように
対策をすることです。
「落とさない」は、額や時計、棚の上などに地震発生時の振動で落ちてこない
ような対策をすることです。
「倒さない」は、安震アジャスターの得意分野です!
床に穴を開けることなく、有効な地震対策ができる安震アジャスターが、
「倒さない」を実現します。

地震発生時は工場設備が凶器に!①

大地震発生時は、工場施設が凶器になります。
倒れてきた家具や設備、機械で身動きがとれなくなることが本当に多いのです。
特にたくさんの方が働いている職場などでは、スムーズな避難を要求されるため、
避難経路の確保が、地震発生時の大きな課題となります。
そのためには、事前の地震対策が重要です。

←倒れてきて通路をふさいだら、避難が遅れてしまします。