医療(病院)の地震対策は工場とはそのアプローチがちょっと違います。
医療機器は毎日何度も動かして使用するものが多いです。
そのような機器には、私どもの製品「安震アジャスター」は不向きです。
では、医療の現場で、「安震アジャスター」が効果を発揮するのは
どのようなものでしょうか。
比較的大型の医療機器、例えば、人工透析機などを設備固定することで、
地震発生時に治療中でも機械を守り、治療を続けることができます。
こんな理由で地震対策をあきらめていませんか?
安震アジャスターですべて解決できます。
■賃貸物件で床に傷をつけられない
穴をあけずに地震対策(設備固定)できます!
■高層ビルの上層階で防水などの関係上床穴をあけられない
穴をあけない施工なので、地震対策(設備固定)できます!
■工場設備の移設が多いので床が穴だらけになるのが困る
カッターで簡単取り外し、穴も張り跡も残りません!
■あけた穴に雑菌が繁殖してしまう
穴をあける必要がないので、雑菌の繁殖もありません!
これ以外で何かお困りでしたら、一度ご相談ください。
安震アジャスターの地震対策は工場だけではありません。
きっと解決策が見つかるはずです。
本日は私どもがお勧めしている工場・医療・厨房などの地震対策製品「安震アジャスター」の構造について、述べたいと思います。
下の図をご覧ください。
これは、安震アジャスターの断面図です。
安震アジャスターは、
専用治具・衝撃吸収ゲル・専用接着剤の3点から構成されています。
■緑色の部分がゲル素材、ここで地震の振動を吸収します。
■真ん中の赤い部分が高減衰ゴム、ゲルがつぶれることを防いでいます。ゲルがつぶれてしまっては、振動を吸収できなくなります。
■両サイドのグレーの部分が接着剤。この接着剤は変形追従性がありますのでゲルとともに、ここでも地震の振動を吸収します。
安震アジャスターによる地震対策にとても大切なのが、専用の治具によって作り出されるスキマ!
これが、大切な工場設備や生産ラインを地震の被害から守る構造です。
東日本大震災を経験されたある企業の工場長をされている方が、
「避難訓練を定期的に行う」ことの大切さをおっしゃってみえました。
震災後すぐ、「設備が転倒していた」、「通路が落下物でふさがっている」
などの報告が多数されたということです。幸い、人災には至りませんでした。
設備の転倒などを防ぐことは、避難経路確保の第一歩です。
地震対策の重要性を改めて考えさせられるお話しでした。
【普段からすべきこと】
1.避難経路や非常口がモノでふさがれていないか、日常的にチェックする
2.避難にはできるだけ広い通路を使用するよう考えておく
3.避難訓練を定期的に行う
4.避難訓練後の修正点を次回の訓練に反映させる
食品工場のラインなどは、衛生面から床に穴をあけての設備固定は敬遠されます。
その理由は、
1. あけた穴に細菌などの繁殖の恐れがあるため
2. ラインのレイアウト変更が多く、そのたびに床に穴をあけるのはできないため
などがあげられます。そのような理由から、設備固定していない場合も多く見られます。
しかし、地震対策をしていない工場設備で就業中に地震が発生した場合、
地震対策を施していないラインや工場設備が避難経路をふさぐ危険性があります。
また、工場が稼動していないときに地震が発生したとしても、生産活動の復旧に時間が
かかるような深刻なダメージを被ることが考えられます。
そこで、床に穴をあけずに施工ができる『安震アジャスター』です。
細菌・雑菌の繁殖を防ぐ!
取り外しが簡単で頻繁なレイアウト変更にもラクラク対応!
※写真はイメージです