2011年3月11日に発生した東日本大震災は、太平洋沿岸地域に壊滅的被害を
もたらしました。
被災地にある多くの精密部品工場や電子部品工場の生産拠点が被害を受け、
生産活動が停止しました。このことにより、国内及び海外の企業でも生産活動
に深刻な影響が出ました。
観測史上最大となった大地震に対し、企業などの防災体制はなすすべがなく
生産停止を余儀なくされた一方で、
想定外の被害から早期に復旧し、最低限の生産体制を数日以内に構築した企業
もあります。
このような企業は、事前にいろいろな想定の中で、
地震対策やBCPの体制を構築
し、訓練を実施していらっしゃいました。
地震被害の多い日本にあっては、「周到な準備」の大切さを痛感いたしましした。
月: 2015年2月
地震発生の可能性と工場などの地震対策の必要性
下の図は、左側が2013年、右側が2014年に日本で発生した、
震度5以上の地震をあらわしたものです。
こうしてみると、発生率が高かったのは太平洋側だということが分かります。
これを国土交通省が2005年1月1日に発表した、今後30年以内に大規模地震に
見舞われる確立の分布図と照らし合わせてみると、
10年前に現状に近い予測をしていることが分かります。
しかし、想定外の地域でも地震は発生しています。
実際には、どこで発生するか、詳細な予測はできませんが、
参考にはなりますね。
「地震はいつどこで起こるかわからない」
これはみなさん感じていることだと思いますが、いざ地震対策
をと思うとなんとなく後回しになりがちです。
地震発生時、避難するための時間・避難経路の確保のためにも
地震対策の必要性を考えてみてください。
「安震アジャスター」は工場の機械・産業ラインなどの地震対策に
大変有効です。
床に穴をあけずに、簡単に効果的な地震対策が可能ですので、
賃貸物件や、床に穴をあけることが困難な、2階以上の工場フロア
などにも安心して施工していただけます
地震をあらわす単位 ③ガル
ニュースなどで聞く地震の単位である、
①震度
②マグチュード
③ガル
今日は、③ガルについて。
ガルとは、加速度(単位時間あたりの速度の変化率)の単位であり、
人間や建物に瞬間的にかかる力(揺れ)、を意味します。
なお1ガルとは、1秒間に1センチメートルの割合でスピードが
増していく状態を指します。
実はこの「ガル」という単位の名前、
あの「ガリレオ・ガリレイ」にちなんだものなのです。
↓この人ですね。
「安震アジャスター」は工場の機械・産業ラインなどの地震対策(設備固定)に
大変有効です。
床に穴をあけずに、簡単に効果的な地震対策が可能ですので、
賃貸物件や、床に穴をあけることが困難な、2階以上の工場フロア
などにも安心して施工していただけます。
地震をあらわす単位 ②マグニチュード
ニュースなどで聞く地震の単位である、
①震度
②マグチュード
③ガル
今日は、②マグニチュードについて。
地震の震源域で生じた現象そのものの大きさを表す尺度が
「マグニチュード」です。
マグニチュード7以上を大地震と呼び、マグニチュード8以上の
ものは特に巨大地震と呼ばれます。
震度とマグニチュードを図で表します。
※マグニチュードは図中(M)
「安震アジャスター」は工場の機械・産業ラインなどの地震対策(設備固定)に
大変有効です。
床に穴をあけずに、簡単に効果的な地震対策が可能ですので、
賃貸物件や、床に穴をあけることが困難な、2階以上の工場フロア
などにも安心して施工していただけます。
次回は、③ガルについて。
地震をあらわす単位 ①震度
ニュースなどで聞く地震の単位には、
①震度
②マグチュード
③ガル
があります。ひとつの地震をこの三種類の単位で
表現するわけですが、「なんとなく」で聞いて
いますよね。そこで、少し詳しく!
本日は、①震度について。
これは、単に「地面が揺れた」ことを示しており、
自分がいるところがどのくらい揺れたかをあらわした
ものが「震度」です。
日本では、気象庁が定めた「気象庁震度階」に基づいて
0~7までで震度を表しています。
震度7以上は、すべて「震度7」で表現することになります。
近年、震度6以上の地震の発生が増加していることは、データから
分かってきています。いつどこで発生するかわかりませんので、
地震対策の早急な対応が望まれます。
「安震アジャスター」は工場などの機械・ラインの地震対策(設備固定)に
大変有効です。床に穴をあけずに、簡単に効果的設備を固定することができます。
次回は、「マグニチュード」について少し詳しく。
地震対策が急務!
ここ最近、地震が頻発しています。
3日前には徳島県南部に震度5強の揺れ、
2日前に間長野県南に震度3の揺れ。
震度1以上の地震は、いちにちに何回くらい起こっているかご存知ですか?
実は、いちにちに4回~7回、日本のどこかで発生しているのです。
ですから、地震対策(設備固定)の備えが急務なのです。
工場など、たくさんの人が働く場所では、避難経路の確保は大変重要です。
いつも身近に大きな機械やラインなど、倒壊したら避難の妨げになるものはありませんか?
今が考えるときなのかも知れません。