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アジャスターQ&A

ご購入前によくあるご質問

耐荷重について
どれくらいの重量の設備まで施工可能ですか?
安震V3のタイプによって耐荷重が違います。

例えば、「治具:丸型ボルトタイプ90Φ」使用ですと、
「安震V3 60Φ 耐荷重600㎏」を使用します。

この場合、1脚あたりの耐荷重が600㎏ですので、設備の脚が4本でしたら、2400㎏以内の設備で施工が可能だという事になります。

また「安震V3 50角」の場合、一脚あたりの耐荷重は500kgになりますので、より重量物にも対応が可能です。
耐荷重表示は、垂直方向に押した場合の数値になります。
バランスにより数値が異なる場合があります。
設置環境について
設置できない床はありますか?
畳・絨毯・ぜい弱な塗装の床・激しく劣化した床などです。
設置前には専門の人間が床の状態を確認させていただきます。
床に塗装がしてある場合、地震発生時に塗装と一緒に安震アジャスターがとれてしまいませんか?
通常の強固定よりも、「安震アジャスター」は変形追従性や衝撃吸収性を備えているため、 長尺シートや塗装の床、脆弱な床にも広く対応が可能です。
しかし、あまりにも条件が悪い場合は、巨大地震に対応出来ない恐れがございますので、 詳しくは、お問い合わせください。
現状アンカー施工ですが、安震アジャスターに変更できますか?
ボルトタイプ・イレクターパイプの足場には変更可能です。
上記以外に関してはご相談下さい。
プレス機への安震アジャスターの設置は可能ですか?
プレス機200tまでの施工実績は有ります。
上記t数を超える物については耐震計算での対応になります。
免震効果について
安震V3だけで設備の免震対策はできますか?
安震V3だけの地震対策にはこんな問題がございます。

①安震V3は液体に弱い為、床面の掃除の際などに安震V3が濡れてしまうと、接着力の低下や耐久年数に問題が生じます。
②安震V3が空気に触れると、劣化がすすみますので、必ず専用接着剤で封入してください。
③安震V3だけの施工の場合と、専用接着剤を併用し施工した場合を比較すると、接着力で約20~40倍の差が出ます。

※床の状況により強度は異なります。
※接着剤を使用したくない場合、「安震V3」のみで施工も可能です。(ただし、使用条件あり)
自社の設備に設置した場合本当に免震効果はあるのでしょうか?
起震装置を保有しております。
設備を地震対策を施工した状態での振動実験を行い、その安全性を実際にご確認いただくことが可能です。
縦100×横120×高さ2000以内の設備が実験可能です。
作業難易度について
設置作業が難しいのでは?
設置・取り外しは両作業とも、とても簡単です。
接着剤で封入するだけの簡単施工です。床に穴をあけるなどの加工は必要ありません。
また、カッターで接着剤に切込を入れるだけで、簡単に取り外しが可能です。
地震発生後の製品について
実際に地震が発生した際に、被害がなかった安震アジャスターは継続して使用可能でしょうか?
目地(アイバ)に異常が無ければ使用可能です。


再利用について
移設などで取り外した場合、再利用できますか?
治具はきれいに掃除をしていただければ、再利用できます。
「安震V3」は、破損が無く、芯材が飛び出してなければ、再利用は可能です。
ただし、土手芯材は、新たにご購入ください。
専用治具について
自社の設備に合う脚(治具)はありますか?
脚のない設備にも施工ができます。
脚のない設備にも設置施工ができる治具「K角型」治具がございます。 こちらは、スチールラック、ロッカーなどのように、脚のない設備に対応できるよう開発いたしました。
耐用年数について
耐用年数はどれくらいですか?
製造会社のデータをもとに耐用年数は20年以上と推定されます。
設置施工後は外部アタックを受けにくい構造であることも、利点として働いています。
接着剤は直接外部からの影響を受けるため、定期的に確認いただいて、補修をお願い致します。
※安震V3・専用治具・接着剤ともRoHSに対応しています。
抗菌対策について
雑菌の繁殖が心配ですが問題ないですか?
専用抗菌剤を塗布して雑菌の繁殖を防ぎます。
接着剤で封入しますので、施工後は内部の安震ゲルは外部アタックを受けることがありません。
ですから、設置施工後、外側から防菌剤入の専用ガラスコート材を塗布します。