先日、あいち産業科学技術総合センター産業技術センターにおいて
安震アジャスターの比較試験を行い、その結果から、
【安震アジャスターは、耐震アンカーや設備アンカーの4倍の強度がある】
ということが実証されたと報告いたしました。
もう一回、同センターで予定しております実験のため、
その準備を現在進めております。
前回は、安震アジャスターの比較対象として
一般的な耐震アンカーボルト「M8」を選択。
今回は、耐震アンカーボルト「M12」で実験を行う予定です。
その準備として、前回同様、
実験装置に設置可能な、コンクリートブロックに
耐震アンカーボルト「M12」を施工している際に、
写真のように、2つに割れてしましました。
コンクリートブロックだから、2つに割れた状態ですが、
これが実際の床で起こると、
クラックとして認識されるのではないでしょうか。
床の表面からはただの亀裂にみえますが、
床の内部はこれだけ破損していると予測できます。
設備の移動などで、アンカー穴を埋めて
移動先に再度アンカーで固定、
という経験をされている方も多くいらっしゃると思います。
この結果を見ると、
アンカー穴を埋めても、
床の内部ダメージを補修することは難しい
と推測できます。